一昨年、クリスマス休暇中の旅先はフランス・ナントで出会った美味しいもの。
ナントには、クレープ&ガレット屋さんがひしめく通りがあり、その中でも特に評判のお店へ。たくさんあるメニューの中から私が選んだのがこれ。ブ ラッドソーセージという、豚の血を混ぜて作られたソーセージ と、煮詰めたリンゴ(シナモン風味)が一緒に包み込まれたそば粉のガレット。それぞれ個性のある味がなんとも言えない絶妙なハーモニーに溶け合っていて、 「こ、これが本場のガレットなのね…!!」と感動、その日を境にクレープ・ガレット作りに開眼した私です(ドイツでは、日本やフランスのようにそば粉 がそれほど一般的でなく、値段も割高。なので、昨年のフランス旅行の際にはそば粉1キロを買って持って帰ってきました)。ちなみにドイツ語でそば粉は Buchweizenmehlといいます。
目下、同地ではかの有名な音楽祭”ラ・フォル・ジュルネ”が展開中。敬愛するピアニスト、アンヌ・ケフェレックさんはもちろん、よりどりみどりのアーティストたちが出演しているようなので、公式レポートブログを拝見しながら、ナントの思い出とともに音楽祭を現地体験しているような気持ちになっています。また食べに行きたいなあ。