1月16日、ピアノを教えに行っている音楽院の生徒たちと講師による公開コンサートが、ドイツ北部の町・シュベリーンでありました。ご覧の通り、この赤いグランドピアノで!!
最初「フェラーリみたいな赤いピアノで弾きませんか」と聞いたときには、なんだ冗談みたいなイベントだな、と思ったのですが、面白そうなので私も自分の生徒たちと一緒に出演することにしたのです。当日は朝から自分のことよりも生徒の方が気になってソワソワしてましたが、本番はみんな楽しんで弾いてくれ、親御さんも喜んでくださり、本当に良い機会になりました。
ちなみにこのピアノはスタインウェイ社によるものですが、売り物ではなく、こういうイベントの際に貸し出されているそうです。他のピアノメーカーにも赤いピアノ、もしくは白とか透明とか、「ピアノ=黒」という常識を覆すような楽器があるようですが、個人的には落ち着いて演奏できるのはやっぱり黒ですかねえ。でももしフンデルトヴァッサーの渦巻き仕様のカラフルピアノ製造番号100、なんかが目の前に現れたら、きっと欲しくなっちゃうと思います。ないけど。